2011/03/10

アプリ登録までのハマりどころ。

アプリケーションのアップロードまで、
いくつかハマりそうな箇所があったので、
記載しておく。


ただし、これは2011/03/09時点での情報であり、
時間経過とともに、劣化することがある。
正しい情報は、iTune Connectのドキュメントを参照のこと。
(懇切丁寧に、日本語版もある)


ハマりどころ。
・EULAとは何ぞや?
・release版アプリのワーニングの消し方。
・iTune Connectへのアプリのアップロード方法

1.
まず「EULA」とは… google先生にお伺いをたてるのが吉。
iTune Connectでは、標準のEULAに独自の文言を追加できるらしい。
今回は、難しいことは何もしていないので、標準EULAのみで登録。

2.
次に、release版でコンパイルすると現れる下記のワーニング。


Application failed codesign verification. The signature was invalid, or it was not signed with an Apple submission certificate. (-19011)


せっかく登録するアプリなら、きれいな身体で送り出したい。
だが、このワーニングはコード上でナニをドウしても消えない。
なぜなら、プロビジョニングファイルの問題だからだ。
通常、開発過程では、developer権限のプロビジョニングファイルを使用しているが、
配布時にはそうはいかない。
Distribution権限のプロビジョニングファイルが必要である。
入手先は、我らが「iOS Dev Center」「Provisioning Portal」
開発過程でお世話になっているのは、「Development」のタブだが、
その隣に「Distribution」のタブが存在する。
ここの「New Profile」でDistribution権限のプロビジョニングファイルを作成する。
作成方法はDeveloperとほぼ同じなのでカツアイ。


後は、DownloadしてXCodeに認識させ、
「プロジェクト」のコード署名IDを設定してやれば、解決するはず。


3.
iTune Connectへのアプリケーションファイルのアップロードは、
専用のソフト「Application Loader」を用いて行う。
ただし、このソフトはAppleからダウンロードできない。
3.2以降の場合、SDK内に同梱されている。
XCodeの標準的なインストール先であれば、
「/Developer/Applications/Utilities/」に
appファイルが格納されている。


あとはApplication Loaderにお任せ。
ただし、このとき、iTune Connectの
登録しようとしているアプリの状態(「Status History」のリンク先)が
「Waiting For Upload」になっていることが必要。


ついでに、この「Application Loader」
生のappファイルは送信ファイルとして選択できない
release版のappファイルをzipで固めたものが必要になる。
これで準備完了、最後に「Send」ボタンを押せば、
「Status History」に「Upload Received」と「Waiting For Review」が追加され
無事Appleの審査にかけられることになる。


さてさて、あとはリジェクトを食らわないことを祈りつつ、
次のアプリに着手ちゃくしゅ。

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