2012/06/15

固定カメラ/FIxedCamで長時間撮影する方法

まずはこちらの動画をどうぞ。


公開済みのこの動画の撮影方法に付いて解説。
まず、固定方法。
iPhoneは自転車のハンドルに専用機材で固定してあります。
固定の様子はこの様になります。
IBERAのiPhoneパックは
本来ステムヘッドに取り付けるための機材ですが、
ステムヘッドに取り付けた場合、iPhoneを立てる事が出来なくなるため、
MINOURAスペースマウントを用いて、
角度を取れる位置に避けています。

また、IBERAのiPhoneパックは、
通常の状態では背面カメラがカバーに隠れてしまうので、
写真撮影は行えませんので、カメラの位置を切り欠いています。
切り口からホツレてくる事を予防するために、切り口には木工ボンドを塗布しています。

また、このままでは、iPhoneの内部バッテリー分しか撮影できません。
固定カメラ/FixedCamは長時間撮影用アプリですが、
単体では5時間強の撮影は行えません。
このため、外部バッテリーを用いています。
使用しているのは、安心と信頼のeneloop mobile boosterの高出力版


コレをハンドルバッグに詰めて、ドッグコネクタで給電しながら撮影を行えば、
10時間程度の撮影はOKです。
あとはひたすら撮影し続けるのみとなります。

2012/06/14

固定カメラ/FixedCam 1.1.0にバージョンアップしました。

本日、固定カメラは1.1.0 にバージョンアップしました。


追加機能は下記のとおり。
・撮影画像をフォルダに出力できるようになりました。 
 撮影シーンごとにフォルダで管理できるようになりました。 
 大量の写真がフォトストリームを圧迫したり、写真の同期に時間がかかったりする事が回避できます。 
 撮影した画像はカメラロールへ出力する事も、iTunesを使ってMacやPCへ取り込む事もできます。 
・撮影サイズに"ORIGINAL"を追加しました。 
 今までは最大1600x1200に拡縮していましたが、ORIGINALを指定する事で、撮影サイズのまま保存できます。 
・撮影中のバックライト一時点灯時間の調整が出来るようになりました。



大量の写真を撮影したあと、 Mac/PCとの同期に非常にかかる事が有りましたが、
iTunesからフォルダ単位で吸い上げる事が出来るようになりましたので、
効率的に写真の吸い出しが行えるようになりました。

そんな固定カメラで撮影した写真を動画にしてみました。
自転車のハンドルに固定し、自転車乗りなら一度は走ってみたい、しまなみ海道を走ってきた様子です。


撮影時間は総計で5時間弱。
総撮影枚数は3500枚強
です。
詳しくは別の記事で。

2012/06/04

FixedCam/固定カメラの操作方法 その1 ー撮影条件を設定するー

「撮影条件を設定する」です。

固定カメラ/FixedCamは長時間インターバル撮影用のカメラアプリですので、それなりの数の設定項目が存在します。
まず、設定可能な項目を見ていきましょう。

メイン画面コントロールパネル上には下記の設定項目が変更可能です。 


画像サイズ
撮影枚数
撮影間隔(秒)
消灯

設定画面上では、下記の設定項目が変更可能です。


撮影開始までの秒数

それぞれの項目の設定値の変更は、指を上下/左右にスライドさせる、スワイプ操作で行います。
変更対象の設定値はオレンジに変わります。



それぞれの設定項目を見ていきましょう。
・画像サイズ
保存する際の画像サイズを設定します。
大きな画像サイズであれば、詳細で奇麗な写真が撮影できますが、画像サイズは大きくなります。
反対に小さな画像サイズであれば、画質は劣りますが、画像サイズが小さく限られたディスク容量の中でより多くの写真を撮影する事が可能になります。

・撮影枚数
撮影枚数を設定します。
撮影開始から終了まで、設定枚数を連続撮影します。
撮影途中に「停止」を行った場合、次回撮影開始時には、0枚からカウントされます。
撮影枚数を「∞」に設定した場合、手動で停止、アプリ終了、電池切れ、ディスク容量不足まで、撮影し続けます。

・撮影間隔(秒)
撮影間隔を設定します。
撮影枚数と撮影間隔の積算が撮影時間となります。

・消灯
撮影中、画面の輝度を最低まで低下させ、電池の消費を抑制します。
これにより、より長時間の撮影が可能になります。
停止時には、元の明るさに戻ります。
また、消灯撮影中にファインダー部をダブルタップすると、3秒間バックライトが点灯し、撮影状況を確認する事が出来ます。時間経過後、画面は自動で消灯します。
 ※1昼間、野外での撮影中に消灯:ONにすると、周囲との明るさの差で、
   画面が真黒に見えます。
 ※2撮影停止する際は、右下の「停止」を押下するようにしてください。
   この状態でアプリを終了させてしまいますと、画面の明るさは戻りません。
   必ず、撮影を停止してからアプリを終了してください。
 ※3画面輝度が落ちたままになった場合、「ホーム画面→設定→明るさ」で画面輝度を再調整してください。
   この際、周囲が暗い方が画面が見やすくなります。

・撮影開始までの秒数
「開始」押下から最初の撮影までの時間を設定します。
初期状態は3秒で設定してあります。