2012/08/22

トラックボール故障ス。そして…

告白しよう、私はトラックボール愛好者だ。
マウスなどという設置箇所が固定されないポインティングデバイスは、未完成品である。
と、ワリと本気で思っているほどの中毒者と言ってもいいだろう。

で、愛用しているのは、本業環境では「Kensington SlimBlade Trackball」俗にSBTと呼ばれている。
自宅環境では「Kensington ExpertMouse 7」、俗にEM7と呼ばれている機体が、2正面作戦を展開している。
(もっとも、家での作業環境が深夜〜早朝のリビングに移っている昨今、EM7の出番は多くはない)


そんな中、世の中が盆休みを謳歌している最中に、本業で使用中だったSBTが縦方向の動きが急に渋くなり、間もなく横方向にしかカーソルが移動しなくなった。
ボタン類は正常に動作するが、スクロールが機能しなくなり、ポインティングデバイスとしての役割を果たさなくなってしまった。

SBTはカーソルの移動量の検出にあまり一般的ではない方法を使っている。
まず、SBTには2つの光学センサーが内蔵されている。1つは横方向検出用、それと設置平面上で直行する形で、2つ目の縦方向検出用があるのだ。
通常の光学マウスでは、センサーは1つであり、それで十分縦横の移動量を検出できる。
この一見オーバースペックというか、光学系の無駄遣いともいえるセンサーの設置は、トラックボールの肝ともいえるボールを「捻る」事により、スクロールを実現するために使用される。
光学センサーは1つで2軸(縦方向と横方向)の移動量を検出できるが、
SBTは直交に配置した2つの光学センサーの1軸づつをカーソルの移動量検出に使用し、余ったもう一軸を捻りスクロールの検出に使っている。
このため、1つの光学センサーが動作不良を起こすと、担当する軸のカーソル移動と同時に、スクロールの動作も行えなくなる。

そして今回は、縦方向の移動量検出用光学センサーが不調を来したため、縦方向へのカーソル移動および、スクロールが出来なくなっていたのだ。

発売直後に購入して2年強、連日のコロコロがたたってついに寿命か。
そう思い、一度は自前での分解修理を決意しかけた。

だが、ふと視界に入ったSBTの空き箱に「5年間保証」の文字を見つけた。

という訳で購入先ではなく、輸入代理店の七陽商事のサポートに連絡を取った。
サポートに専用フォームから連絡したのが、世の中はお盆の最終日(8/15)当然その日は音沙汰無し。
翌日午前中、サポートより連絡がきた。(対応ハヤッ)
同日午後一で宅急便にて故障したSBTを発送。
週明けの8/20、新品に交換されてSBTが手元に戻って来た。

いやはや、どこかの大手メーカーのサポートとは大違いのスピーディーな対応。
ビバ! 七陽商事。である。

当然ながら、新品のSBTは先代と変わらないスムーズな動作でカーソルを縦横に移動させ。画面をスクロールさせている。


2012/08/11

「Font Sampler」始めました。

夏のミニアプリ第2弾、「Font Sampler」が
App Storeよりダウンロード可能になりました。



Font Samplerは iPhoneアプリ開発者、デザイナー、もちろん一般のユーザー様が
iOSデバイスで表示可能なフォントをじっくり確認するためのアプリです。

フォントサイズは1pt〜100ptまで調整可能。
特定の文字列を入力して見栄えを確認しながらサイズを調整していただけます。
また、表示中の文字列の表示に必要なサイズもリアルタイムに表示されますので、
画面レイアウトの情報として利用可能です。

どうぞ、ご利用ください。